12月9日は何の日?

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12月9日といえば何の日か、皆さんは覚えていますか?
そう、CIAにより拷問が行われていたことをがリークされた日ですね。

……え? 覚えてない? そもそも初耳だ?
大抵の人にとってはそうでしょう。しかし、拷問に関わる人間としては、CIAというアメリカの機関が拷問を行なっていたことが明らかになった重要な日です。
折角なので、これを機に覚えておきましょう。
この件について書かれた記事のリンクを貼っておきます。
リンク|全裸で監禁、水責め、直腸から栄養…CIAによる拷問の実態

言うまでもないことですが、拷問は行われるべきでない忌むべき行為です。しかし一方で、人権という物が確立された現代ですら拷問は行われているという現実が、依然として存在します。
これはつまり、人間にとって拷問は有効であるということを意味します。
少なくとも拷問を行う人間は、それが有効であると思っているからこそ拷問をするわけですからね。無意味だと思っているなら、拷問は単なる労力の無駄遣いです。
CIAのような機関が拷問を有効であると考えていたということに、私は非常に大きな意味を感じずにはいられません。

存在するべきではない悪が、より大きな悪を打倒するために存在を許されることがあります。
そしてその際、存在を許された悪のことを必要悪と呼びます。
悪であることに違いはないが、無くなったら困る。厄介な存在ですね。
身近な例で言えば、毎年多数の死者を出しているが無くなると不便な自動車、健康には悪いがストレス解消に利用される酒や煙草などが挙げられます。
どちらも、無くなると困ってしまいますね。(後者は無くなっても困らない人も多そうですが)
拷問は間違いなく悪です。存在するべきでないことに疑いの余地はありません。
しかし、もしも拷問をすることでより大きな悪を打倒することが可能なら、悪は悪でも必要悪になるのかもしれません。
少なくとも、CIAは必要悪であると判断したわけですから。

私は、拷問とは廃れつつある悪だと認識しています。
しかし、もしかしたら拷問は今後も必要悪として生き続けていくのかもしれません。
12月9日という日付を見ていたら、そんなことを考えてしまいました。
この悪が滅ぶのは、いつのことになるのでしょう。