拷問少女

表紙を見た第一印象は、これは拷問ではなくSM関係の本なのではないか? ということでした。読んでみたところ、一応、方向性としてはSMよりも拷問寄りの本だったのでそこは安心(?)してください。

 

この本を説明するには、本の最初に書かれている言葉を載せるのが最も適切でしょう。

はじめに

他者の自由を奪いたい。
優越感に浸りたい。

そんなサディスティックな思いは、
誰しも心のどこかに隠しているはずです。
……

これだけ読むと、なんだかSM関連の本の書き出しのように感じますね。しかし、過剰な性描写などはありませんし、出てくる挿絵は全て拷問(と、処刑)に関する物のみです。

この本は、約30種類の拷問(や処刑)について、見開き1ページを使って説明するという構成になっています。

ページの構成は見開きの半分が大きな絵で、残り半分のさらに4分の3くらいが数枚の小さな絵で構成されています。文章での説明は数行のコラムのようなものが残りの部分に少しだけで、その内容も目新しい物はありませんでした。正直、おせじにも詳細な解説がなされているとは言えない内容でしたね。

ただ、この本はそもそも拷問を解説するための本ではなく、拷問を解説することによってサディスティックな欲求を満たすための本です。なので、あらかじめそういう本だと理解しておく必要がありますね。