世界の処刑と拷問

誤解を恐れずに言えば、拷問と処刑についての絵本です。良い意味で。

もっとも、現在は電子書籍版しか手に入らないようですけどね。

 

全編にわたり、古今東西の拷問と刑罰についての解説が書かれています。初めて見る拷問具の解説も有ったりして、参考になりました。

拷問具は過去に、そして隠されながら使われたものなので写真や詳しく描かれた絵というのがほとんど無いのですが、この本では拷問具1つにつき1枚の画像が載せられているので、様々な拷問具を見ることができます。その代わり解説の方は大味ですが、スラスラ読めるのであまり本を読むのが得意でない人におすすめです。

この手の本にありがちな話ですが、画像の方が少しだけ官能的です。……まあ、大した問題ではないでしょう。また、これまたありがちな話ですが、途中から内容が刑罰具の紹介に変わります。タイトルからして世界の処刑拷問ですから、仕方ないんですけどね。

この本を読むうえで最も問題になるのは、いくつかの拷問(と、処刑)の画像が見えなくなっていることでしょう。あ、電子書籍版の話ですよ。

理由は不明ですが、「明治大学博物館所蔵」の「鉄の処女」と、「徳川幕府刑事図譜」の全てについて見ることが出来なくなっています。一応、ネットで調べようと思えば調べられますし、文章の方は問題なく読めるので特に問題はないと言えばそうなのですが、きになるなら書籍版を買うべきですね。

ただ、この本の新品はもう買えなくなっているようです。手に入れるなら古本を探さなければなりませんね。

電子書籍版はamazonで300円くらいで売ってるので、見れない画像に妥協できるなら手軽に読める本だといえるでしょう。