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拷問解説

  • 2019-03-12
  • 2019-04-27

くすぐり責め

くすぐりという行為がどんなものなのか分からない、という人はほとんどいないと思います。実際にくすぐられた、またはくすぐったという経験のある人も多いでしょう。 そんなくすぐりを使った、くすぐり責めという拷問があると言ったら、そんなものが拷問になるのか?  […]

  • 2019-02-02
  • 2019-02-02

拷問台(ラック)

異端審問において、魔女狩りにおいて、そしてヨーローッパにおいて最も一般的な拷問具は何か?その答えは鞭、もしくはこの拷問台であると言えるでしょう。鞭は刑罰など他の用途にも使われることを考えると、純粋な拷問具としては拷問台が最も一般的だと言っても過言では […]

  • 2018-12-17
  • 2018-12-17

海老責め

『御定書百箇条』で定められた4つの拷問のうち、3つ目に行われるのがこの海老責め(ebizeme)です。 先の2つである箒尻や石抱きと違い、これと4つ目の拷問である釣責は拷問蔵で行われました。 また、先の2つは牢問、後の2つは拷問と区別されています。先 […]

  • 2018-11-08
  • 2018-12-17

釣責め

日本における真の拷問 江戸時代に作成された『公事方御定書』の中で公認された4つの尋問方法、その中で唯一拷問の名を持つのが、今回紹介する釣責め(つるしぜめ)と呼ばれる責めでした。 他の3つが牢問と呼ばれて区別されていることから、江戸時代において真に拷問 […]

  • 2018-09-08
  • 2018-12-17

穴吊り

方法 穴吊り(anaduri)とは、切支丹の迫害で行われた吊り責めの1種です。その方法から逆さ吊りとも呼ばれました。 この拷問で犠牲者は、縄で縛られ、地中に掘った穴に逆さの状態で吊られます。そのとき、理由は後述しますがこめかみや耳朶に傷をつけられます […]

  • 2018-08-29
  • 2021-01-19

タッカーの電話

ジョナサン・スウィフトの著書『ガリバー旅行記』の中で、「必要は発明の母」という言葉が出てきます。エジソンの言葉としてのほうが有名でしょうか。言葉の意味は読んで字のごとくですね。 これをもじった言葉として、「戦争は発明の母」という言葉があります。誰の言 […]

  • 2018-08-26
  • 2020-07-26

アイロン責め

中世や近世の時代に比べると、現代では拷問の為に使う道具を特注するということはあまり見られなくなりました。理由は様々に考えられますが、その結果として、身近にある道具を拷問具として使用することが多くなったのは間違いありません。スタンガンなどが良い例ですね […]

  • 2018-08-25
  • 2018-12-19

ピカナ

拷問具には2種類あります。1つは拷問の為に専用に作られる拷問具で、もう1つは日常的に使われている道具を拷問に流用した拷問具です。前者はファラリスの雄牛や苦悩の梨が、後者は鞭やヤギ責めのヤギ、現代の拷問ではアイロン責めのアイロンなどもこちらのパターンで […]

  • 2018-07-25
  • 2018-12-19

パリージャ

  拷問とは、歴史の暗部であり、人類が未来に進むために過去に捨て去った物であり、現代を生きる我々にとっては博物館や資料の中にのみ存在するもの……だと言いたいところですが、残念ながら現実はそうではありません。 過去に発明された拷問が現在でも使 […]

  • 2018-07-18
  • 2019-01-24

車輪の拷問、野ウサギ責め

その性質上、拷問具の中には処刑具と混同されているものが非常に多いです。 実際に処刑具としても使われていた拷問具が多く存在するというのも、ややこしさに拍車をかけているのでしょう。例えば、ガロットとか。 拷問具を調べている私としては、とても残念な思いです […]