拷問具と刑具は違うものだと言いたい

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拷問具と刑具は違うものです。より具体的に言えば、使われる目的が違います。

今回言いたいのはそれだけなので、分かってるよという人にはこれ以降の記事は不要です。

 

ネットで拷問についての情報を調べているときに常々感じていることですが、刑具の事を拷問具として紹介しているサイトがかなり多いです。その影響があるのでしょうが、刑具を拷問具と勘違いしている人は多いように思います。

拷問具とは、拷問を行うための道具のことです。拷問とは「拷」と「問」が合わさって始めて成立する行為です。何らかの「問」、つまり自白や発言の強要が無ければ拷問とは言えないのです。何も問わない拷問は、単なる暴力です。

刑具とは、刑罰を行うための道具のことです。刑罰とは、法を犯した犯罪者に対して行われる制裁のことです。つまり、刑罰具とは犯罪者を制裁するための道具であるといえます。

この様に、拷問具と刑具にはその目的が異なるという点で、明確に違いがあります

 

拷問具と勘違いされる刑具は様々にありますが、例えば晒し刑に使用された「吊り篭(ジベット)」「がみがみ女の轡」「騒々しい人の笛」などは良い例でしょう。私の持っている書籍の中にも、これらを拷問具として扱っている書籍があるほどです。

しかし、使い方を考えればわかりますが、これらは拷問具ではなく刑具です。そもそも晒し刑という刑罰に使われているのですから、その目的は晒すことですよね。より正確には晒すことによって恥をかかせること、それにより起こる社会的地位の低下が真の目的となるわけですが、なんにせよ拷問の定義には当てはまりません。

この様に、拷問具だと思っていたものが、その使い方を考えると実は拷問具ではなかったということは相当多いのではないでしょうか。

 

さて、これで拷問具と刑具は別物であるということが分かってもらえたと思います。例え行われている内容がどんなに似ているとしても、その目的が違うという点でこれら2つは別物です。

拷問の定義を単に痛めつけることと思っていると、刑具も拷問具の1種だと勘違いしてしまうでしょう。しかし、それは誤りであるということをこのサイトで知って欲しい。そんなことを考えながら、クリスマスイブを過ごしました。