寒さと幻覚と自律神経

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つい先日まで暖冬だと思っていたのに、ここ数日は急に寒くなってしまいました。
寒いこと自体は嫌いではないのですが、急激な温度変化は体がついていけないので勘弁して欲しいです。

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温度変化では体に負担がかかるのもそうですが、同じく心にも負担がかかっているのを忘れてはいけません。
つまり、精神的な不調の原因になるということです。
実際、この時期は気分が落ち込んだり情緒不安定になる……という人が多いのだとか。
その程度ならまだ良いですが、症状が進むとめまいや耳鳴り、幻覚や幻聴まで起こるそうなので大変です。
もしも寒くなってから体調が変だと感じているなら、大事になる前に休息をとったほうが良いかもしれません。

寒さというのは拷問にも使われることがあった要素です。
例えば日本の水牢は水によって体温と体力を奪う拷問ですし、冷たい氷水をかけるという拷問は様々な地域で広く行われていました。
もっと直接的に、寒い屋外に放置するという拷問もあります。ロシアで行われていたことが確認できた拷問ですが、他の地域でも似たような拷問は行われていたでしょうね。

私はこれらの拷問を、寒さを使った肉体的苦痛を与えて自白を促すタイプの拷問だと思っていました。これ以上寒い思いをしたくなければ自白しろ……ということです。
強い寒さは耐えられないほどの苦痛になりますからね。
しかし、考えてみれば強い寒さを与えるということは、肉体だけではなく精神にもダメージを与えることになります。
寒さで精神が弱ることは、自白を引き出させる上でさぞ都合の良いものだったことでしょう。
特に魔女狩りでは、寒さによる精神的ダメージは幻覚・幻聴を見る原因になり、そのせいで犠牲者自身が自分を魔女だと思い込む……なんてことすらあったかもしれません。

現代の私たちは幻覚・幻聴を体験するほど寒さで追い詰められることは無いと思います。例え気温が低くなっても、暖房1つで暖まれますからね。
この冬は、寒さで体調を崩すなんてことがないようにして過ごしたいものです。拷問を受けているわけでもないのですから。